2017年08月23日

『レーゼンシア帝国繁栄紀2 〜人形姫に微笑みを〜』

七条剛 先生が贈る、気高き偽皇帝の国家繁栄ファンタジー。第2巻はイーシア王国にある
不穏な動向から“ファム”が置かれている状況を知り、“シュウ”が対応に乗り出します。
(イラスト:ゆきさん 先生)

http://www.sbcr.jp/products/4797392913.html


ツンツンされながらも仲を育んでいる“リレア”と“シュウ”を横に「好き」という感情に
悩む“ファム”。彼の女性関係にヤキモキする“シルフィ”。婚約者候補たちとのハーレム
を望む“ユーリス”。想いを受け止めるべきではないとする彼の葛藤が羨ましくも妬ましい。

そんな中、イーシア王国から“ファム”を呼び戻す要請があったり、いかにも思惑ありげな
人物との出会いがあったり、そして挿絵のアレが思わしげだったり、と彼女の置かれている
状況が見えてくると「好き」という感情に悩むのもよく分かります。この描写が絶妙ですね。

コミカルなオチかと思いきや、しっかりとシリアスな場面にも繋ぐことで展開にメリハリが
ついてますし、伏線の張り方と回収の仕方も丁寧で、話の構成が綺麗にまとまっています。
最後に魅せた“ファム”の笑顔に満たされつつ、あの引き。“シュウ”の受難は続きます。

posted by 秋野ソラ at 00:06 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル
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