朱月十話 先生の「小説家になろう」投稿作が書籍化。他のギルドでは解決できない問題を
100%解決するギルドマスターとなった少年が過ごす、目立たないはずの余生を綴ります。
(イラスト:鳴瀬ひろふみ 先生)
【 http://www.fujimishobo.co.jp/bk_detail.php?pcd=321702000730 】
【 http://ncode.syosetu.com/n9565dj/ 】
冒険者ギルドでSSSランクの能力を持つ勇者5人。中でも魔王を討伐したものの、国王陛下
からも覚えが薄い“ディック”が望んだのは目立たないギルドハウスを引き取って新たな
ギルドを作ること。仲間にも疑問視される徹底した彼の目立たないぶり、その真意は──。
国の根幹に関わる問題も必ず解決する。でも目立たないように。しかしかつての仲間から
すれば“ディック”の仕業だと分かる。影で活躍する彼の言動が読んでいて実に楽しい。
魔王がいつの間にか彼に奉仕したくてあれこれ仕掛けてくる描写とか先生の味が出てます。
“マナリナ”の訳ありな依頼を解決してフラグを立てたりしながら、仲間の抱える問題を
解消していったり、いつの間にやら国の根幹に関わる事件の伏線を巻き取って陰ながら
解決したりと軽妙に進んでいく話運びが面白いです。続きが楽しみなシリーズであります。
2017年08月14日
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/180649010
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック
http://blog.sakura.ne.jp/tb/180649010
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック