春日部タケル 先生が贈る新作はラノベ作家をテーマにした熱血ラブコメ。文芸編集者に
なるはずがラノベ編集部に配属となった青年が、ミリオンセラー作家育成に尽力します。
(イラスト:Mika Pikazo 先生)
【 http://lanove.kodansha.co.jp/books/2017/7/#bk9784063815924 】
アルバイトの叩き上げで編集者にはなったが、希望とは違うライトノベルの編集部に配属。
ラノベじゃミリオンセラーが出せないと憤慨する“黒川”だが、まずは担当作家“天花”
と会い、ラブコメが書きたいらしい彼女へ売れるためにシリアスを書けと助言するが──。
“天花”ともう一人の担当作家“ひよこ”のボケ倒す言動にツッコミを入れる“黒川”の
やりとりがコミカルで軽妙な読み口。ラノベ関係のネタもいろいろと織り交ぜてきます。
そこに、ミリオンセラーにこだわる“黒川”の過去がシビアな現実として突き刺さります。
“天花”と“ひよこ”の担当編集とした編集長の「諸事情」に気づいたとき、“黒川”は
何を思うのか。二人の美少女作家は彼の助言を受けて大成できるのか。作品を生み出す
過程を時に楽しく、時に厳しく教わりながら彼らの行く末を見守ってみたいところです。
2017年07月20日
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