2017年05月01日

『ヒーローお兄ちゃんとラスボス妹 抜剣!セイケンザー』

約1年ぶりに「GA文庫」から 逢空万太 先生が贈る新作は地域密着型ヒーローコメディ。
悪の大首領となった妹からなぜかヒーローとなる力を与えられた兄が戦いに臨む物語です。
(イラスト:児玉酉 先生)

http://www.sbcr.jp/products/4797390735.html


謎の西洋剣が台座ごと発掘された街で双子の兄妹“奏斗”と“湊”はそれを引き抜いて
しまう。やがて彼女を王と呼ぶ騎士団が現れ、おもむろに「世界征服がしたい」と宣言。
止めようとする彼に妹はあるガジェットを渡し、「使い方は分かるはず」と言うが──。

悪の組織を立ち上げたかと思えば兄にはそれと戦うように願う、矛盾した“湊”の言動。
その原動力が色々な意味で話の鍵になる部分を軸に、細かくちりばめられたネタや伏線の
数々を見て 逢空万太 先生らしい作品が帰ってきた、と手放しに喜べる読了感が実に良い。

なんでヒーローと敵が仲良くなっているのか、とか気にしてはいけません。この不条理に
あふれた人間関係こそ、この物語を楽しむ要素の一つなのです。男の子がかわいく描ける
児玉 先生との相性も絶妙ですし、続刊が楽しみなシリーズの登場を心より祝う次第です。

posted by 秋野ソラ at 08:47 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル
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