2017年03月16日

『サークルクラッシャーのあの娘、ぼくが既読スルー決めたらどんな顔するだろう2』

秀章 先生が贈る異色のファンタジー作品。“クリスティーナ”を探す“ユーリ”たちが
“ルシオン”の許嫁と遭遇したことで彼女の国の未来を左右する騒動に巻き込まれます。
(イラスト:R_りんご 先生)

http://sneakerbunko.jp/bookdetails/?pcd=321607000405


口絵も挿絵ものっけからエロい導入から始まる今巻。“ユーリ”たちもホントに懲りない。
そこへ“ルシオン”の本性は知らずに彼にぞっこんな“サフィ”が現れて何とか落ち着く
かと思いきや誓いを立てる相手、司教としての“クリスティーナ”と再会するという悪夢。

前任の司教“ゼクト”に関する逸話の他“ユーリ”たちと別れてからクラッシャーぶりに
磨きをかけてきた“クリスティーナ”。今度は国という後ろ盾をもって“ユーリ”たちを
今回も無自覚な形で悩ませ、苦しめていく展開は喜劇を通り越した悲劇と言うしかなく。

思わぬ流れで陥った苦境の中、“サフィ”の見せた頑張り具合に思わず同情の念は隠せず。
ラストのアピールも応援したくなるところですが“エマ”には“ユーリ”を支えてもらう
必要がありますからな・・・なんて言っていたら引きがものすごく不穏。続きが気になります。

posted by 秋野ソラ at 00:27 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル
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