2017年01月20日

『いつかの空、君との魔法II』

藤宮カズキ 先生が贈る、空翔る青春ファンタジー。第2巻は街の救世主として名が先走る
“カリム”に対し青空を祝う祭を前に揺れ動く“レイシャ”と“揺月”の恋心を描きます。
(イラスト:フライ 先生)

http://sneakerbunko.jp/bookdetails/?pcd=321604000318


あのグラオベーゼンで一躍有名になり、周囲から羨望の的になるのが鬱陶しい“カリム”。
彼への想いを募らせつつも、その想いの向き先を知るが故に悩みが尽きない“レイシャ”。
その彼女が彼のことを好いている、という事実に対する自身の気持ちを持て余す“揺月”。

待望の青空を祝い行われる「ブルースカイ・フェスティバル」。“カリム”と出掛けたい
“レイシャ”と“揺月”。そこへ宿り木なく彷徨う精霊がもたらす可能性のある永久眠り。
微笑ましくも穏やかな日常の裏で直面する恐れていた事態への話運びが実にスムーズです。

敵わない、そして叶わないと諦観していまう“レイシャ”を“カリム”以上に“揺月”が
奮い起こさせる展開がこそばゆい。「好き」という想いの進化の過程を読み取り、ご堪能
いただきたいです。悪役を担うミラー・ツリーの存在の変わりようにもご注目ください。

posted by 秋野ソラ at 00:13 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル
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