2017年01月13日

『僕の妹はバケモノです』

鹿角フェフ 先生の「第1回カクヨムWeb小説コンテスト・ホラー部門大賞」受賞作。既刊
『これが異世界のお約束です!』とは打って変わって、畳みかける恐怖が読者を襲います。
(イラスト:ヤタ 先生)

http://kadokawabooks.jp/product/109/
https://kakuyomu.jp/works/4852201425154929290


寝坊助な高校生の“暁人”を起こしてくれるのは妹の“夢衣”。だが違和感が付きまとう。
なぜなら彼女は一年前に交通事故で死んだはずだからだ。恐る恐る仏壇にある妹の写真を
彼が確かめたその時、仏壇の扉を勢いよく閉める無機質な妹の顔を目の当たりにする──。

死んだはずの妹が高校へ通うことに何ら違和感を抱かない周囲もさることながら、学校周辺
で1年前から奇妙な死体を生み出し続ける殺人鬼の存在に全く覚えのない“暁人”も異常。
何が起こっているのか、何が正しいのか、分からないまま進む物語に恐怖感を煽られます。

そして“暁人”へ突き付けられる信じたくない現実と選ばなくてはいけない選択肢に悲壮感
を滲ませる彼の機微に注目。妹という存在の喪失感を味わった彼だからこそたどり着いて
しまった結末はぜひ読んでご確認いただきたい。お薦めです。アンコールがまた怖いコレ。

posted by 秋野ソラ at 00:33 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル
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