2016年12月13日

『くりかえす桜の下で君と』

周防ツカサ 先生が贈る新作は青春ファンタジー。ループする非日常に巻き込まれた少年が
同じ状況下にある誰かと恋人になることが脱出条件だと知り、選択を迫られる物語です。
(イラスト/Aチキ 先生)

http://mwbunko.com/978-4-04-892590-7/


読書家の“望月”は同級生の“三瀬”に想いを寄せながらも声が掛けられず絶賛片思い中。
そんな彼に「自分の書いた小説を読んでほしい」とお願いする女の子。彼を魅了する物語
を書く彼女こそ繰り返す時間の中に長く取り残された、“桜庭”という謎多き少女で──。

「ループしているのは全部で20人」「ループしている者同士で恋愛をすると抜けられる」
「抜けた分の人数は新たに補充される」ループの発生理由も不明なまま、特殊な人間関係
に巻き込まれていく“望月”は“三瀬”がループに参加することをとりあえず願う訳です。

そこに“桜庭”という少女の存在が“望月”の心をどう左右するか。恋愛ってそんな単純
なものではない、と揺れ動く機微を描いて魅せてくれる話運びにホッとしたり、胸が締め
つけられるような思いをさせられました。願わくば二人に幸あらんことを願うばかりです。

posted by 秋野ソラ at 00:24 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル
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