2016年11月21日

『インスタント・ビジョン 3分間の未来視宣告』

『天空監獄の魔術画廊』の 永菜葉一 先生が贈る新作は近未来SFバトル。2029年12月31日、
年が変わる3分前に意識が飛ばされる病に絶望と異能をもたらされた少年の運命を描きます。
(イラスト:まごまご 先生)

http://sneakerbunko.jp/bookdetails/?pcd=321608000495


感染する未来視、夢現譜症候群に見せられた“レオ”の3分間は“スクルド”なる人物を
殺すため大量殺人を起こす自身の姿。専用の教育機関に保護され、殺人鬼の汚名を被り、
“スクルド”を単身探し求める彼にある少女とパートナーを組めと厳命が下されて──。

見える3分間が人によって異なり、良し悪しあれば見えない場合もある。その設定を活用
した世界観にまず惹き込まれます。そこに“レオ”と“ティア”、どちらも腹に一物ある
コンビが繰り広げるデコボコぶりで魅せてくれます。前作とは違ったエロさもあります。

思わぬ所からもたらされる“スクルド”の情報、夢現譜症候群の集団感染に隠された思惑、
過去と未来が交錯したときに選択肢を迫られる“レオ”が臨む戦いと精神的な成長の描写
に心地よい読了感を味わいました。ぜひ続きが出てほしいと思える作品。オススメです。

posted by 秋野ソラ at 00:16 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル
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