2016年11月08日

『異世界薬局 3』

高山理図 先生が贈る薬局ファンタジー。第3巻は転生前のような忙しさを彷彿とさせる
“ファルマ”の前に大学を卒業して一級薬師となった“パッレ”が患者として訪れます。
(イラスト:keepout 先生)

http://mfbooks.jp/4307/
http://ncode.syosetu.com/n8541cr/


まずは 高野聖 先生による「ComicWalker」と「ニコニコ静画」でのコミック連載決定との
ことでお祝い申し上げる次第。他にも「小説家になろう」関連の作品が次々とコミカライズ
の発表を打ち出している、とのことでメディアミックスの一端を担う流れが整ったご様子。

本編は、輝かしい功績ゆえに帝国薬学校から教授の席を用意される“ファルマ”が目立つ
のを避けたいと思いつつも人々を救う過程の中で、更には“パッレ”が抱える難病の闘病
を知識、能力を総動員して助けることでより一目置かれる存在に。驚く兄の様子が絶妙で。

“女帝”の無自覚サービス、“ロッテ”の才能開花、“ブランシュ”のやさしい気遣い、
“ロッテ”の恥ずかしい勘違いと微笑ましいエピソードの数々も見どころ。しかしながら
“サロモン”の苦慮すべき事態を迎えて緊張感が増す引き具合に。続きが気になります。

posted by 秋野ソラ at 00:51 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル
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