2016年11月07日

『やる気なし英雄譚 6』

津田彷徨 先生が贈るやる気なし英雄の隠れヒーロー譚。第6巻はケルム帝国の大使に着任
した“ユイ”が世界を股に掛け、そして世界そのものを賭けた戦いに臨む最終巻となります。
(イラスト:MID 先生)

http://mfbooks.jp/4298/
http://ncode.syosetu.com/n5279bn/


好々爺のような“リアルト”陛下。“ユイ”を恐れるほど評価し、皇女“ミリア”を使って
でも取り込もうとする気持ちに陛下の本気度が分かるというもの。それ故にあの手この手を
かわす“ユイ”の振舞いもブレがない。同行する“アレックス”の気遣いも実に彼らしい。

そんな中、帝国に侵攻するフィラメント魔法公国。帝国への対抗策をもって意気揚々と進む
彼らを圧倒する“ユイ”の秘策がえげつないほどに帝国に完勝をもたらします。その顛末に
垣間見える“ナーニャ”の過去、彼女本来の姿は胸を打つものがあります。優しい女性です。

公国を陰から誘導する者たちが遂にクラリスを脅かす、その時を迎えた“ユイ”が明かす
世界の命運、背負う宿命。国同士の戦いを超えた壮大な話となっても信頼する仲間を信じ
「楽をするために、努力をする」ことで結果を導く姿はまさに英雄。素敵な物語でした。

posted by 秋野ソラ at 00:12 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル
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