2016年10月18日

『公爵令嬢は騎士団長(62)の幼妻 2』

筧千里 先生が「小説家になろう」にて発表していた、歳の差ラブロマンス作品の書籍化。
第2巻は“いい女”になるため騎士団入りを希望する“キャロル”が一波乱を起こします。
(イラスト:ひだかなみ 先生)

http://kadokawabooks.jp/product/87/


家族から当然、猛反対を受ける“キャロル”。そもそも運動神経に疑問を残す彼女が騎士
になれるのか。その抜け道を母は見抜いておりました。娘に理解のある良いお母様です。
予想外な所から“ヴィルヘルム”を悩ませた彼女も心苦しさを覚えますがへこたれません。

そんな中“キャロル”のもとを訪れた学園時代の親友“リリア”。これまでの経緯を知った
彼女が紅茶を吹き出すほど驚くのも無理はなく。でもそのやり取りに互いを思う気持ちが
見える様子が実に微笑ましく。何やかんや言いながら“キャロル”を手助けするあたりとか。

才能を買われてお仕事をすることになった“キャロル”が遭遇したある現場での手助けが
ある人物の騎士道精神を呼び起こすことに。これは“ザック”も色々な意味で報われない。
「いい女」として認め、認められた彼女が次に何をしでかすのか楽しみな所であります。

posted by 秋野ソラ at 00:54 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル
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