2016年10月からTVアニメ第2期放映が始まる 武田綾乃 先生の人気作、新シリーズ第2巻。
“あみか”との関係の変化を機に「“久美子”にとっての友人とは何か」を掘り下げます。
(イラスト:アサダニッキ 先生)
【 http://tkj.jp/book/?cd=72587401 】
【 http://anime-eupho.com/ 】
“桃花”から鬼のような指導を受ける“あみか”。そんな様子を見守る“梓”と“志保”。
“志保”がついに告げた“梓”の友達観が、彼女がかつて築いてきた“芹菜”との関係と
その結果をフラッシュバックしていく過去と重なる展開からその危うさが露呈してきます。
そんなことはない、と音楽に、マーチングに打ち込む“梓”の両極端さを読み手も危ぶむ
中で部を襲うまさかの事態。頑張りすぎる彼女に的確な助言をしていく“未来”に応える
形で見せた本音、そして変わっていく様子が印象的。こんな先輩いたら惚れます、確かに。
“あみか”との距離感も、“芹菜”との距離感も掴み直した“梓”が見せる、生き生きと
した力強さだけでなく“太一”たちも成長して立華高校高校の吹奏楽部の名を高めていく
ラストの展開、そしてエピローグで受け継がれていく伝統が眩しく、羨ましく映りました。
2016年09月19日
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