2016年07月28日

『マンガの神様(4)』

蘇之一行 先生が贈る、マンガをテーマにした青春ラブコメ。第4巻は遂に連載が決まった
かと思えば思いも寄らぬ試練を課される“伊織”。漫画を描くことへの意義を問われます。
(イラスト/Tiv 先生)

http://dengekibunko.jp/newreleases/978-4-04-892197-8/


どんだけ編集長に嫌われてるの“伊織”は? と思わせる出だしから始まる最後の試練。
「何のために面白いマンガを描くのか」自身の存在意義を問うような質問に明確な答えを
示しきれぬまま、悩みを抱えつつ部活で制作したマンガの頒布に力を注ぐことになります。

“みもり”先生のみならず“翔太郎”や“夜桜”からも面白さを認められたマンガをどう
手に取ってもらうか試行錯誤する展開はまさに青春そのもの。そこへ“萌黄”の帰国騒動
に加え“伊織”が告白を受け、更に現場を“楪葉”に盗み見られてしまうのだから悶絶級。

“萌黄”への返答、そして編集長に対する回答。鍵を握るのはやはりあの人物というのが
“伊織”らしい。回答に合わせて編集長の思惑も明かされ、納得のまとまり方を示して
くれました。彼らに幸あらんことを願いつつ、無事の完結を心より祝いたいと思います。

posted by 秋野ソラ at 00:20 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル
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