2016年07月19日

『終末なにしてますか? もう一度だけ、会えますか? #02』

枯野瑛 先生が贈る、終末の世界を描くファンタジー作品。「すかすか」に続く新シリーズ
第2巻は“ラキシュ”たちと日々を過ごす“フェオドール”が信条を告げる決意を固めます。
(イラスト:ue 先生)

http://sneakerbunko.jp/bookdetails/?pcd=321604000295


都市としての死が近づくライエル市。まだ生があることを祝う奉謝祭に紛れ込んだ人物が
持ち込んだ「小瓶」が話の軸となります。“リンゴ”と“マシュマロ”という新しい妖精
も加わり賑やかになったかと思えばあの重苦しい結末。枯野 先生、流石に容赦ないです。

面影と立場を変えた“アイセア”に感慨深さを感じつつ、心を見抜かれた“ティアット”
と“ラキシュ”の“フェオドール”に対する機微の描写に微笑ましさを覚えることしきり。
だからこそ彼が掲げる大義、信じる正義、求める未来、生き方に注目が集まるワケですが。

せうかなめ 先生によるコミック連載が「月刊コミックアライブ」にて開始していますし、
そこへ「アニメ化企画進行中!!」という嬉しい知らせを聞き、打ち切りが決まったあの瞬間
からは想像もしないステージへ上がる「すかすか」「すかもか」の今後に期待が掛かります。

posted by 秋野ソラ at 00:01 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル
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