天城ケイ 先生が贈るファンタジー作品。第2巻は姉妹校と行われる選抜戦の代表選手に
“メリダ”が選ばれるというアクシデントが様々な思惑の渦巻く騒動の引金を引きます。
(イラスト:ニノモトニノ 先生)
【 http://www.fujimishobo.co.jp/bk_detail.php?pcd=321510000401 】
カバーにマットPP加工、帯に書店員さんのコメントをふんだんに使うなど力の入れようが
すごい本作も順調に2巻が出てまずは何より。今巻は“エリーゼ”が言い放った一言で
ぎくしゃくする関係に悩む“メリダ”と彼女の発言の真意が話の軸の一つを担います。
“メリダ”の育成と秘密隠蔽を気遣う“クーファ”の前に現れた同業で潜入任務が得意な
“ブラック=マディア”。彼女の介入によるものと思われる数々の騒動に彼のみならず
“メリダ”たちも巻き込まれていき、どうにか対応するのが精一杯の状況が続きます。
選抜戦の経緯もあり“クーファ”への想いを高めていく“メリダ”。“エリーゼ”の本心
も受け止めて順風満帆に見える彼女を取り巻く状況は見えないところで深刻な状況を迎え
つつあります。最悪の事態となった場合、彼はもう一つの任務を全うできるのか注目です。
2016年05月05日
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