劇場映画の制作が決定した、佐島勤 先生が贈る大人気シリーズ。第19巻は“顧傑”の行方
を追う“達也”たちの前にUSNA軍が立ちはだかり、争奪戦を繰り広げることになります。
(イラスト/石田可奈 先生)
【 http://dengekibunko.jp/newreleases/978-4-04-865809-6/ 】
持てる力を最大限に活かして“顧傑”の居場所を突き止めようとする“達也”。その妨げ
となってしまうのは、やはり“深雪”の存在。そこで何をするかと思ったらそうきますか。
それは彼ですら顔を赤らめますか。いわんや彼女をや。見ているこっちがこそばゆいです。
“顧傑”争奪戦の行方は思わぬ形で収束を迎えることになりました。“達也”にとっては
だいぶ後味の悪い形で珍しい感じではあります。“千葉寿和”という男が辿ってしまった
結末、それを受けて感情的にならざるを得ない二人の女性の言動が強く印象に残ります。
巻末の「一条将輝転校日記」では、これまでの顛末を“将輝”の視点と機微で描かれており
彼がだいぶ苦戦していた、というか“深雪”に対しては惨敗していたと言うしかない内容で
ある種の涙を誘います。次の「動乱の序章編」では物語も更に動くようで注目が集まります。
2016年03月28日
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