椎田十三 先生が贈るリア充爆発アンチラブコメ。第4巻は「部活動対抗リレー」の賞品
「宿泊施設での合宿」を奪取して反恋愛活動に邁進する“領家”たちの夏を描きます。
(イラスト/憂姫はぐれ 先生)
【 http://dengekibunko.jp/newreleases/978-4-04-865821-8/ 】
合宿で夏の海を満喫! なんて甘いことを言わせない安定の“領家”らしさを見せる中、
旅館で出会った同年代の少女“文”が抱える縁談話の相談と対応に一役買う“高砂”が
好感度を上げさせる結果に繋げていく展開が微笑ましい。“文”の再登場に期待したい。
続く活動は、超常現象研究部の“上落合”から持ちかけられた学園七不思議の調査依頼。
痴情のもつれに端を発する部室棟の怪談が浮ついた感情を抑止すると睨んだ“高砂”の
粘り強い調査が導く結末に、“女児”と共に驚かされます。納得の叙述トリックです。
事あるごとに“領家”から自己批判書を書かされる“高砂”は可哀相に見えて、妬ましい
やりとりがあってこその現状ですのでむしろけしからんと言わねばならない話。とはいえ
その彼女の想いに明け透けな感情を突きつける彼が望む未来は訪れるのか続きに注目です。
2016年03月24日
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