2016年02月12日

『異世界迷宮の最深部を目指そう6』

割内タリサ 先生が贈る異世界迷宮ファンタジー。第6巻は“ローウェン”の本当の願いを
示すため、“カナミ”が長く続いた「一ノ月連合国総合騎士団種舞踏会」に幕を引きます。
(イラスト:鵜飼沙樹 先生)

http://over-lap.co.jp/Form/Product/ProductDetail.aspx?pid=9784865540901


“スノウ”のヘタレ具合がホントに重症で思わず苦笑い。“カナミ”の意思を汲んで立ち
直っていってほしいと願うばかり。“リーパー”の「願い」を見抜いて“マリア”の記憶
も取り戻させ、ようやくあるべき姿、体制に戻ったところから最後の試練が待ち受けます。

“リーパー”の願いに関わってくる“ローウェン”との繋がりが哀愁を誘います。あくまで
彼の願いを叶えさせるため、これまで出会った人たちから教わった数々の技能を駆使して
立ち向かっていく“カナミ”の奮闘ぶりに注目。“ローウェン”の反則に近い強さにも。

あとがきにもありますが、第三十層を目指していたら「地下じゃない」という最深部とは
何かを思わず問いたくなる気はするにしても、ようやく話が一歩進んだと言えるのでは。
“パリンンクロン”を追うため心構えも新たにした“カナミ”たちの旅の行方に期待です。

posted by 秋野ソラ at 00:41 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル
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