なみあと 先生が贈るファンタジーノベル。第3巻はスプートニク宝石店を管理する担当者
に合うためフィーネチカの街を訪れた“クリュー”たちが新たな事件に巻き込まれます。
(イラスト:景 先生)
【 http://www.ponicanbooks.jp/book/1266/ 】
“ユキ”のあのイラストからのギャップがまず目を惹きます。宝石商会で“スプートニク”
とは浅からぬ関係にあるところから、商会を舞台とした詐欺事件の解決を強いられます。
その過程で彼の過去が次々と明らかになります。彼の名前にも由来があるのが驚きでした。
馬車に酔ってそれどころではなかった“クリュー”も思わぬ局面で事件の裏側を垣間見る
こととなるワケで。しかもそれ故に「宝石吐きのおんなのこ」として狙われることになる
彼女の今後が気になります。それにしても“ソアラン”の報われなさが不憫で仕方がない。
巻末には 景 先生による特別読切ショートコミカライズが収録されており、“クリュー”の
コロコロと変わる表情や“スプートニク”のつっけんどんな様子など魅力的に描かれている
ので一読の価値ありです。ぜひ特別と言わず定期的にコミカライズしてほしいと思います。
2016年02月08日
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