2016年02月01日

『偉大なる大元帥の転身2 勇者と炎上トーナメント』

竹岡葉月 先生が贈る出直し異世界転戦記。第2巻は“ライラ”に対する周囲の態度が急変
したことに加え、魔王軍への帰還を促す魔族も現れて“ケータ”が困惑しっぱなしです。
(イラスト:ともぞ 先生)

http://fbonline.jp/08shinkan/08shinkan.html#_06


「将来が約束された立場」という現実を見せつけられたが故に調査の旅を共にした仲間が
手のひらを返すのも無理はなく。苦境に立たされ懊悩する“ライラ”に手を差し伸べる形
となった“ケータ”は、彼女と一緒に創立祭タッグトーナメントで優勝を目指すことに。

ウジウジする“ライラ”を吹っ切れさせ、あの手この手で勝利をもぎとっていく“ケータ”
の頑張り具合が見所の一つ。頑張りすぎて勇者に目をつけられられたりして大丈夫か、と
思わず言いたくなる展開が面白い。挿絵指定も全般的にいいところを押さえてきてます。

魔王軍における四天王の一人“ベスティアリ”が勇者に捕まるという局面を迎えたまさに
その瞬間、“ケータ”を異世界に呼び込んだ人物も明らかとなり、謎が更に深まります。
彼女を使い彼を魔王軍に呼び戻そうとする“フードゥー”の真意も気になるところです。

posted by 秋野ソラ at 00:02 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル
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