橘公司 先生(Speakeasy)が贈る、新世代ボーイ・ストーキング・ガール・ストーリー。
第2巻は“舞姫”に惹かれていく“シノ”が彼女の暗殺命令と心を板挟みにしていきます。
(イラスト:はいむらきよたか 先生)
【 http://www.fujimishobo.co.jp/bk_detail.php?pcd=321503000009 】
読み終えた後であらすじを確認したら、思いっきりネタバレしてますね。というか表紙と
口絵でも披露してますけど。その設定に至った背景はあとがきでご確認いただくとして、
各々が抱える「世界」というものの壮大さと想いの強さを目の当たりにした感があります。
“シノ”を迎えて四天王の変態ぶりにますます磨きが掛かっていくコミカルな状況の裏で
“舞姫”に対する殺意が薄れるほど現状に馴染んだ“シノ”の今を危惧する“ほたる”。
そんな彼女の焦りもあって、“シノ”へ好意を寄せる“舞姫”に遂に暗殺の話がバレます。
抱える気持ちを賭けて激突しなければならない“舞姫”と“シノ”の葛藤も見所ですけど、
そこに仕組まれたもう一つの“シノ”の謎が明らかとなったときの腑に落ちる話運びにも
ご注目いただきたい。神奈川はここでひと段落。後はプロジェクトの展開次第ですかね。
2016年01月29日
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