松智洋 先生が贈る夢と希望の大イリュージョン。第4巻は“メイヴ”を日本に帰国させる
条件を里から提示された“果菜”が怪盗として認められた事も受け俄然やる気を見せます。
(イラスト:矢吹健太朗 先生)
【 http://dash.shueisha.co.jp/bookDetail/index/978-4-08-631082-6 】
“ジーヴス”にツンデレと指摘されるほど、トゲのある言葉と思いやりのある行動に差の
ある“マライア”が、“果菜”が怪盗として危ない目に遭う前にあれこれと手を尽くす。
そんな様子を見ているのが実に微笑ましくて良いものです。彼の言動も興味深いものです。
三つのアーティファクトを集めれば母の帰国が叶う、とは言うもののその情報が一切ない
中で強制的にバカンスへ繰り出すこととなる“果菜”や“真”たち。口絵からいきなり
衝撃的なイラストで攻めてくるので、めくって見るのは読み終わった後でも良いかと。
“真”に対してあれだけつんけんする“ディナ”の心中にあるものは何か。秘密の交換
とも言える結果でもって知ることとなる両者の関係がようやく改善の兆しを見せると共に
奇術師として、そして人としてまた一つ成長した様子が感じられる展開にもご注目下さい。
2015年12月16日
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