あさのハジメ 先生が贈る新作は現代ラブコメ。成績優秀な大和撫子のはずだった幼なじみ
の少女と久方ぶりに再会した少年がその変わりように驚き、振り回される様子を描きます。
(イラスト:〆鯖コハダ 先生)
【 http://lanove.kodansha.co.jp/books/2015/12/#bk9784063815078 】
付かず離れずの人付き合いをしながら学校生活を送る“春兎”。その処世術を見抜いた
少女“小夜”のことを少しずつ意識していく彼の前に突如見覚えのない美少女が現れ、
あらぬ怒りを向けられたかと思えば唇を奪われ、更に勢いに任せて一夜を共にして──。
ということで出オチ感の高いタイトルから始まるラブコメは、ギャルになってしまった
幼なじみの“双葉”の謎を探るのと、その双子の姉であるクール・ビューティーでドSな
“黒羽”との掛け合いが面白い展開で魅せてきます。〆鯖 先生のイラストも可愛らしい。
今巻では“双葉”と“黒羽”の家について「神楽坂家は呪われている」と言われている
のはなぜか、という点が軸となっており、それぞれの立ち位置が見えるラストで一ひねり
入れてくるところはうまく考えてきていると感じました。次巻も面白そうな予感がします。
2015年12月15日
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/169908292
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック
http://blog.sakura.ne.jp/tb/169908292
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック