むらさきゆきや 先生が贈る覇道戦記ファンタジー。大台に乗る第10巻はハイブリタニアを
舞台に繰り広げられてきた物語にいよいよ“レジス”が決着をつける戦略を打ち出します。
(イラスト:himesuz 先生)
【 http://www.enterbrain.co.jp/fb/pc/08shinkan/08shinkan.html#_06 】
グレボヴァールに取り残された人々たちを救うため、内側から“ヴァレイズ”が陰ながら
活躍を続ける展開。行きずりであった“フェル”との関係を気づかぬうちにとても大切に
していることが分かるエピソードがとても良くて、彼への好感度が高まるのを感じます。
そして外側からは“レジス”が過去に読んだお話をもとにした策をもとに、人々の救出と
対峙する敵を倒す展開がまた圧巻。着実に実績を上げていく彼の才能を買う“ラトレイユ”
の申し出をあっさりと断る彼の胸にあるのは仕えると決めた姫様、ということで流石です。
そんな“アルティーナ”の出番が今巻ではまるでない、ということで巻末で泣かれるのも
無理はないな、と思いつつハイブリタニア編を終えてまた復活してくれることを願う次第。
それにしても“バスティアン”が手が出ないとは、色々な意味で恐ろしいです「彼」は。
2015年12月09日
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