北山結莉 先生が贈る異世界転生譚。第2巻はベルトラム王国を離れヤグモ地方へと向かう
“リオ”を暗殺すべく襲ってきた狐獣人の奴隷少女との出会いが彼の運命を変えていきます。
(イラスト/Riv 先生)
【 http://hobbyjapan.co.jp/hjbunko/lineup/detail/633.html 】
東へ向かうための準備を進めるために立ち寄った交易都市アマンド。そこで聞きなれた
単語を聞く機会があり、かの都市を治める“リーゼロッテ”に俄然興味が沸く訳ですが、
いまはそれどころではない、ということで今後の絡みに期待が掛かるというものです。
前巻に登場した“ラティーファ”が暗殺者として目の前に現れるも、あっさりと退けて
のける“リオ”。彼女の境遇に配慮して同行を許可し、亜人──精霊の民の里へ届ける
ことが彼女を助けるだけでなく、彼の更なる成長をも促すことになるとは面白いものです。
“リオ”のことを「お兄ちゃん」と呼ぶ“ラティーファ”の思考が至極自然のことだった
という結論に、ここでも転生前の世界が関係してきて一体あのバスの中で何が起こったの
だろうかと気になるばかりです。次はいよいよヤグモ到着ですので引き続き楽しみです。
2015年12月08日
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/169456401
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック
http://blog.sakura.ne.jp/tb/169456401
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック