森橋ビンゴ 先生が贈る青春恋愛小説。第4巻は進級して日々の生活にも距離感の生まれた
“四郎”と“未来”が、それぞれの立場で自身の気持ちを問いかけ続ける様子を描きます。
(イラスト:Nardack 先生)
【 http://www.enterbrain.co.jp/fb/pc/08shinkan/08shinkan.html#_04 】
交際を続ける“要”に対し、そろそろ自身の体のことについて打ち明ける機を探る“未来”。
不安に思う“未来”に親友という立場で相談に乗る“四郎”は“三好”のことを好きなのか、
自問自答する日々が続きます。・・・綱渡りが続く状況はいつ破綻してもおかしくありません。
そんな中、試験の日に救いの手を差し伸べた「ボンちゃん」こと“梵”が無事合格し後輩と
なったはいいものの、“四郎”のことを事あるごとに話すものだから外野も穏やかではなく。
“和田”が思わず牽制にくるほどで“三好”も気が気でない様子。ホント、いい娘ですわ。
“未来”が“要”と旅行に出かけてから、いよいよズレはじめていく“四郎”の人間関係。
打ち明けられる真実を前にして、ドロドロしていく彼の心と体の描写が途轍もなく切ない。
それでもまだ「好きな人がいる」という想いを胸に、どう前に進んでいくのか要注目です。
2015年11月03日
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