2015年09月19日

『青春ブタ野郎はおるすばん妹の夢を見ない』

メディアミックス企画が現在進行中となる 鴨志田一 先生が贈る青春ストーリー。第5巻は
“かえで”の「お留守番卒業」を手助けする“咲太”の口から衝撃の過去が吐露されます。
(イラスト/溝口ケージ 先生)

http://dengekibunko.dengeki.com/newreleases/978-4-04-865394-7/


「翔子さん」と「翔子ちゃん」。“咲太”も困惑する謎に迫る間も無く“かえで”から突如
見せられた今年の目標。兄のお荷物になりたくない一心で外に出る彼女には熱も痣も出ます
けれども少しずつ成果を積み重ねていきます。その姿勢は心から応援したくなるものです。

そんな中、かつてのクラスメイトで“かえで”の友達でもあった“琴美”が偶然“咲太”と
接触を図ってきたことが、物語を大きく動かす契機となります。彼が“麻衣”に隠している
「あのこと」に言及する“理央”。やがて話は“かえで”のことを軸に進んでいきます。

そのあとはネタバレ抑止の嵐ですが、もうハンカチの用意が必要なくらい切なさいっぱい。
ノートを読み上げるとか想像するだけで涙腺に来ます。“咲太”の精神力にただ脱帽する
しかなく、格好良いですが真似はとても出来ません。その後の長い夜の始まりに注目です。

posted by 秋野ソラ at 00:07 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル
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