弘前龍 先生が贈る新作は社畜系ブラックコメディファンタジー。温厚で勤勉なエルフの国
で問題視されている「ブラック企業」の存在を駆逐し続ける謎の聖剣士の活躍を描きます。
(イラスト/100円ロッカー 先生)
【 http://dengekibunko.dengeki.com/newreleases/978-4-04-865312-1/ 】
本作は異世界ラノベレーベル「雷撃文庫」の編集部も巻き込んでの物語、となりますが
あとがきの「ある一節」がとても強烈な印象を残してきます。担当編集さんの大変さを
垣間見ることがあとがきだけで出来ます。・・・ホントにお疲れさまです、ということで。
本作は営業目標達成を強いられる“カレナ”が布団の押し売りに行った先で、今の生活を
続けることを問題視する指摘を受けて少しずつ変わっていく様子と、その契機を与えた
“マゴル”が「ブラック企業」を許さない姿勢を貫いていく様子がポイントとなります。
作中にも出てくるような理不尽すぎる事例が現代日本にはまだまだ数多くあると思います。
その中で悲しき企業戦士は今日も社畜として朝早くから夜遅くまで仕事に従事しています。
ブラックな状況を問答無用で打破してくれる聖剣士の登場が羨ましくて仕方がありません。
2015年08月28日
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/162367743
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック
http://blog.sakura.ne.jp/tb/162367743
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック