2015年08月07日

『グランクレスト戦記5 システィナの解放者(上)』

野良 先生が贈る戦記ファンタジー。第5巻は連合や同盟とも違う「アルトゥーク条約」
という勢力を連合領南部の諸国と立ち上げた“テオ”たちがシスティナ解放に動きます。
(イラスト:深遊 先生)

http://www.fujimishobo.co.jp/bk_detail.php?pcd=321504000014


“ヴィラール”の遺志を継ぐ条約の締結に際し、その盟主として推されたもののまだ周囲
から力不足と見られてしまう“テオ”。そこで“シルーカ”が事前に用意していた提案、
故郷システィナに戻り圧政からの解放と魔境の鎮静を実現することで見返す手に出ます。

いざ帰郷して改めて感じるロッシーニ家がしいていた恐怖政治の巧妙さ。恐怖と絶望の淵
で明日なき日々を過ごす住民らを決起させるにはどうすれば良いか。救いの手を撥ね退け
られても訴えかけ続ける“テオ”の努力が報われる足掛かりが見えて続きが気になる所。

その“テオ”密かに会談の場を持った“マリーネ”。思想には同意できるが進む道程には
異を唱える彼の願いが実を結ぶかも注目でしょうか。巻末には“アレクシス”との恋心を
意識する彼女の機微を描く小編も収録。その後の顛末がある故に切なさを感じさせます。

posted by 秋野ソラ at 00:02 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル
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