犬塚惇平 先生が「小説家になろう」にて公開していた大人気グルメファンタジーが書籍化。
一週間に一度現れるという「洋食のねこや」の扉の鈴を今日も異世界の人々が揺らします。
(イラスト:エナミカツミ 先生)
【 http://bukure.shufunotomo.co.jp/hero/?p=1229 】
「小説家になろう」に限らず、「グルメ」といいますか「食」をテーマにした作品をよく
見かけるようになった昨今、「食ラノベの大本命」と銘打った本作を読んでみようと思い
手に取りました。ナニゲに「ヒーロー文庫」で初めて読む作品ということにもなります。
老若男女どころか種族の違いを超えてまで愛される「ねこや」のメニューの数々。ある者は
伝え聞いて、またある者は偶然にもその店の扉をくぐり、また一人、二人とその味の虜に
なっていく様子が実に幸せそうでいいですね。そして飯テロ具合がハンパじゃない(苦笑)。
店主もそうですが、異世界の客側も世代をまたいで「ねこや」という場に関わっている、
という点も縁というか繋がりの深さを感じられて良い雰囲気を味わわせてもらいました。
「豚の角煮」が一つの通過点を示した後、どんなメニューで魅せてくれるのか楽しみです。
2015年03月29日
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