新井輝 先生が贈る青春ストーリー。第4巻は声優として活躍し始める“カスガ”と思いの
すれ違いを起こす“ユウ”の身に降りかかる惨事が彼に決定的な「気付き」を与えます。
(イラスト:こじこじ 先生)
【 http://www.sneakerbunko.jp/bookdetails/index.php?pcd=321409000193 】
同じクラスの学級委員の娘から呼び出しされる、という稀有な場面に遭遇した“ユウ”が
刺されるという衝撃的な展開。そしてその後の反応が逐一 新井 先生の作品らしい異常さ
で、静かに怒りつつ指摘してくれる“神楽坂”がこの時ばかりは至極真っ当に見えました。
入院生活の中で遂に手を伸ばした『涼宮ハルヒの憂鬱』を読み、全てを悟った“ユウ”。
読み手としても「なるほど!」と思わされることしきりでした。「普通じゃない」という
ことがどういうことか、“神楽坂”に言及されてようやく分かったと言える・・・ハズです。
“カスガ”の天然痴女性は最後までその威力を見せてつけてくれましたし、それを目前で
喰らった“マナミ”もまた興味深い関係を築いていてまさに「新井輝節、絶好調!」と
言いたくなるほどです。完結を祝うと共に次回作をぜひ出して頂きたいと願っています。
#4巻読了後に読むことをオススメします。
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#◆4巻発売記念短編:「三次元だと難しいね」と幼なじみは言った
#【 http://sneakerbunko.jp/novel_data/671582000104/_SWF_Window.html 】
2015年03月14日
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