2015年02月13日

『パナティーア異譚5 双界のハピネス』

竹岡葉月 先生が贈る異世界英雄リバースファンタジー。第5巻は“バティーヤ”の魔術で
元の世界に強制送還された“理人”が“イシュアン”の手をもう一度取るため奮闘します。
(イラスト:屡那 先生)

【 http://www.enterbrain.co.jp/fb/pc/08shinkan/08shinkan.html#_06 】


異世界に心残りのあるまま過ごした6年間を思い出させる学生生活。すぐに戻りたいと
願いつつも手立てが無く焦る“理人”。その気持ちを抑えてくれる人物との出会いがいま
自分が置かれている状況を思い出させる展開には驚かされました。そういうことか、と。

“イシュアン”たちとの再会を果たした“理人”。異世界を揺るがすほどの力をつけた
“響子”への対抗策を示された彼に究極の選択肢が突きつけられます。異世界に残るか、
元の世界に帰るのか。・・・もちろん、どちらを選ぶかはここまで来れば決まったも同然。

「今度は間に合った」そう口にする“理人”の笑顔が実に印象的で、決意の固さをも示す
かのようでした。その気持ちを後押しする“ウルスラ”の言動が最後まで“理人”を困惑
させる結び方も良かったです。完結を心よりお祝いしつつ、次回作にも期待しておきます。

posted by 秋野ソラ at 00:30 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル
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