2015年02月09日

『異世界居酒屋「のぶ」二杯目』

蝉川夏哉 先生が贈る「小説家になろう」発の大人気異色グルメ小説。第2巻は店を開いて
1年が過ぎようとしている「のぶ」に古都で噂される「魔女」の影が射すことになります。
(イラスト:転 先生)

http://tkj.jp/book/?cd=02372101
http://ncode.syosetu.com/n9773bj/


温かな雰囲気と絶妙な料理で人の縁を結んでいく「のぶ」も古都の人々に受け入れられて
久しい中、店の裏口にある仕掛けを魔法だと見抜く客“イングリド”が訪れる。これが
古都で噂される「魔女」というキーワードに意外な形で関与する展開に目を見張りました。

また、かつて“信之”が料理人の師と仰いだ“塔原”が「のぶ」を訪れ、味に対する彼の
迷いを見抜き「守破離」という言葉と共に今が大事なときだと告げる場面が実に印象的で。
その言葉が更に異世界にて引き継がれていくことにもなるのですがそこは本編でご確認を。

給仕をする“しのぶ”には少し匂いのキツい料理に挑むこともあり彼女から恨みがましい
目を向けられる時もある“信之”。そんな努力と共に彼が料理人として腕を上げていく過程も
見られるのが良いです。飯テロ具合も絶好調ですので空腹時に読む場合はご注意のほどを。


#よろしければ、こちらもどうぞ。

#◆『異世界居酒屋「のぶ」』発売記念 画像集 - Togetterまとめ
#【 http://togetter.com/li/779951

posted by 秋野ソラ at 01:12 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル
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