疎陀陽 先生が贈る異世界召喚ファンタジー。第3巻はドラマCDと同時発売に加えて、全編
Web版には無い完全書き下ろし。港湾事業の進展に“コータ”たちが苦戦を強いられます。
(イラスト:ゆーげん 先生)
【 http://over-lap.co.jp/Form/Product/ProductDetail.aspx?pid=9784865540215 】
“コータ”や“マリア”がテラ港湾事業を推し進めようと金策に東奔西走する中、その
施策に異を唱える“ソニア”は“カルロス一世”の威光も借りつつ強力な助っ人を投入
してきます。それが新鋭の商人“レイン”なワケですが、これがゲスくてえげつない。
ここで“エリカ”が作りすぎてしまった作物「ソルトグラス」が良くも悪くも鍵を握る
ことになります。勇み足を踏んだ“エミリ”が実に不憫で、読んでいて切なくなります。
彼女が窮地を前にした言動に“エリカ”や“コータ”が憤る展開がなんとも熱いです。
“レイン”に負ける“コータ”ではありませんが、勝ちに行くまでに両者が絡んできた
人々、特に“カルロス一世”の指し手が一枚も二枚も上手で「“コータ”大丈夫か?」
状態。テラ港湾事業、ひいてはテラの未来がどうなっていくのか続きが気になります。
2015年01月10日
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