2014年11月27日

『ロクでなし魔術講師と禁忌教典2』

羊太郎 先生が贈る超破天荒新世代学園アクションファンタジー。第2巻は学院が開催する
「魔術競技祭」に向けて邪な気持ちで臨む“グレン”が思わぬお家騒動に巻き込まれます。
(イラスト:三嶋くろね 先生)

http://www.fujimishobo.co.jp/bk_detail.php?pcd=321404000006


金欠の回避策として「魔術競技祭」優勝時にもらえる特別賞与を狙い、更には“ハーレイ”
との賭けで上乗せを図る“グレン”。成績優秀者を各種目に使いまわす前者に対し、各種目
適材適所にクラス全員の能力を見極め、割り当てる後者。両陣営の激突がドラマを生みます。

その競技を見に来た女王陛下“アリシア”。陛下の来訪が“ルミア”の過去、“エルミアナ”
とかつて呼ばれた時の記憶を呼び起こし、思わぬ親娘の再会にも冷たく当たってしまう彼女。
悩む彼女を突如襲う陛下の親衛隊から護る“グレン”が嫌々ながらも仕事するあたりが素敵。

接戦の行方と“ルミア”の窮地が絡み合って進行する緊迫の展開が絶妙で手に汗握る感覚を
味わわせてくれます。かつての仲間である“リィエル”らの手助けもあり事なきを得ました
が、それでも捉えられなかった黒幕が“ルミア”を欲する所にどんな思惑があるか注目です。

posted by 秋野ソラ at 00:41 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/105993547
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック