2014年11月23日

『僕らは魔法少女の中2 ―in a magic girl’s garden―』

御影瑛路 先生が贈る魔法少女の檻という絶対的絶望から未来を切り開く少年少女の物語。
第2巻は最強最悪の魔法少女を殺すべく共闘する“岳哉”たちを更なる絶望が襲います。
(イラスト/えいひ 先生)

http://dengekibunko.dengeki.com/newreleases/978-4-04-866772-2/


捕らえた“ボムホーニッヒ”に恋をしてしまう“塁”が、“岳哉”に従う端役の人間では
ないと思い上がり、突っ走って彼らを窮地に陥れる。そして「魔法少女を信じないで」
という“ホワイトノワゼット”の言葉を体現することになってしまうのが実に物悲しい。

“レッドザーネ”を倒すべく“ホワイトノワゼット”が“岳哉”にお願いする内容は相も
変わらず抽象的で、間接的で。あげく“岳哉”の未来を間違った方向へ向けさせてしまい
“リリィ”のそれも狂わせ、“斬”もそれを受け止めるため尻拭いを負うことになる。

“ポイズンモンブラン”という番狂わせ、「ファミリー」の面々が日常に抱える狂気。
意外なエピソードも見せてきて興がのってきたかというところで迎える物語の一区切り。
昨今のライトノベル業界も作品を乱発しすぎて弊害が出てきたかと感じるこの頃です。


#よろしければ、こちらもどうぞ。

#◆御影瑛路先生の決意/決断 - Togetterまとめ
#【 http://togetter.com/li/745319

posted by 秋野ソラ at 01:28 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル
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