2014年11月22日

『王手桂香取り!3』

青葉優一 先生青葉優一 先生が贈るさわやか将棋青春ストーリー。第3巻は“桂香”との
ペアマッチ将棋大会で思いも寄らぬ強敵の登場に“あゆむ”がプロへの意識を高めます。
(イラスト/ヤス 先生)

http://dengekibunko.dengeki.com/newreleases/978-4-04-869049-2/


“女王”たちに力をつけてもらいメキメキと上達していく様子を“桂香”にも感じさせる
“あゆむ”。くだんの将棋大会でトップアマチュア同士のペアや“二階堂”のペアをも
打ち破る驚異にして脅威の小学生“陽太”の強気な発言に“あゆむ”の心も揺れ動きます。

学校は違えども“桂香”との関係を良好に続けていく“あゆむ”の人間的な成長も見所
となる一方、やたらとヒロインらしさを魅せていく“女王”の可愛らしさにも要注目。
“女王”たちが居なくなるのでは、と誤解する彼の情熱溢れる発言への返しもイイですね。

“陽太”に触発される形で“大橋”名人への師事をとりつけるべく弟子入り試験に挑む
“あゆむ”の静かなる激闘も熱い展開を見せてくれました。そんな作品が第一部完という
結びで幕を引かなくてはならないのが何とも切ない。ラノベ読みの無力さを感じます。

posted by 秋野ソラ at 00:32 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル
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