2014年10月27日

『世界の終わりの世界録<アンコール>2 極光の竜帝』

細音啓 先生が贈る王道ファンタジー。第2巻は世界録の情報と“キリシェ”の力の復活を
目的に彼女の故郷へ向かう“レン”が共に旅をする決意を新たにする出来事に遭遇します。
(イラスト:ふゆの春秋 先生)

http://www.mediafactory.co.jp/bunkoj/book_detail/1226
http://www.mediafactory.co.jp/bunkoj/sekai/


姉の帰郷を知り、留守を預かる“カルラ”が準備を進める中、古代墳墓を抜けて最短距離を
行く“レン”たちは新たな精霊の住処を察知。精霊に好かれる姿を改めて見た“キリシェ”
が彼を評価し、好感度を上げていく様子が実に微笑ましく、そして可愛らしいのが魅力です。

その彼女に竜姫としての威厳を取り戻してほしいと望む“カルラ”が、新たに旅を始めた
要因である“レン”を叩き潰さんと対峙。旅を続けるために、何より自分自身のために必要
な戦いだと覚悟を決めて臨む“レン”の気概が実にカッコイイところを魅せつけてきます。

再来の騎士と呼ばれる彼らが聖地カナンより遣われしカナン巡礼聖教船の目にとまったこと、
そして“聖エリエス”の耳に及んだことで話は大きく動き始め、剣聖“シオン”が示唆した
1つの恐れが現実のものになろうとする渦中で「世界録」は何を示すのか、注目です。

posted by 秋野ソラ at 00:06 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/104939547
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック