2014年09月29日

『蒼井葉留の正しい日本語2』

最強タッグで贈る 竹岡葉月 先生のディクショナル・ラブコメディ。第2巻は気合いを
入れて高校デビューに臨む“葉留”と“縁”が思わぬところから騒動に巻き込まれます。
(イラスト:タケオカミホ 先生)

http://www.fujimishobo.co.jp/bk_detail.php?pcd=301402000407


早速、オタク仲間の“根津”を友人とした“縁”が幸先良い・・・かと思いきや、オタクを
毛嫌いする“六花”からのつっかかりを受け深く静かに全面戦争へ突入。“葉留”の方は
推して知るべし、ってワケでもなかったりしますが。というか紛らわしいのですけど。

“六花”がそんな態度をとるにはある理由があり、縁あってその解決に2人も手を貸す
ことになります。裏読みが必要なミステリーっぽい展開で今巻もまた驚かせてくれます。
“葉留”を“葉留”たらしめた人物の名前が出てくるのが思わせぶりで気になります。

続きが出るかどうかはこの巻の売上げ次第、という厳しいコメントを見るに昨今の市場の
厳しさを感じると共に、これだけ興味深いテーマを扱う作品がここで埋もれてしまうのは
実に惜しいところ。未読の方はぜひ買って読んでほしいと切に思う次第でございます。

posted by 秋野ソラ at 00:03 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/104017543
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック