2014年08月23日

『落第騎士の英雄譚(キャバルリィ)5』

海空りく 先生が贈る学園ソードアクション。 第5巻は「七星剣武祭」開始を前に前年の
覇者“諸星雄大”との交流を経て“一輝”にも新たな覚悟が求められる場面を迎えます。
(イラスト:をん 先生)

http://www.sbcr.jp/products/4797377545.html


気さくに話しかけてくる“雄大”に夕飯をご馳走になったりと戦いを前にしてのほほんと
した滑り出しを見せる序盤。けれど“雄大”には背負うものがある、という所を少しずつ
見せていくことで油断がならないことを“一輝”に、そして読者に感じさせていきます。

そんな中で“一輝”を襲う突然の体調不良。最強の剣士“エーデルワイス”との戦いにて
「パンチアイ」というトラウマを背負ったのではないかという疑惑も解消されぬまま、
運命の第一回戦、“雄大”と“一輝”の激突が遂に幕を開けてしまうことに。

様々な伏線が二人の対決の合間に拾われていく展開と、対決における壮絶な読み合いが
見どころ。決着は読んでご確認いただくとして、最後の最後にようやく姿をあらわした
“ステラ”が放つ強気な発言は自信の表れと見てよいのか。次巻も気になる話運びです。

posted by 秋野ソラ at 00:10 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル
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