2014年08月21日

『安達としまむら3』

入間人間 先生が贈る「ガール・ミーツ・ガール」ストーリー。第3巻はバレンタインを
前にテンションの上がる“安達”とそれを見る“しまむら”の機微の違いを描きます。
(イラスト/のん 先生)

http://dengekibunko.dengeki.com/newreleases/978-4-04-866777-7/


“安達”の想いの暴走は続きます。“しまむら”と出会った頃を思い返して悶絶したり、
日々“しまむら”のことを考えて過ごしても飽きなかったり、2月14日を前に気持ちが
高まりすぎてあたふたする“安達”が微笑ましい。相手の性格が分かるだけに尚更。

一方、“しまむら”は今の距離感とスタンスを大事にしたいところもあり、“安達”の
感情に何となく気付きながらもマイペースな姿勢を崩さない“しまむら”。とは言い
ながらもちょっとずつ変わっていく今の関係もまんざらでもないご様子。思わずニヤリ。

“しまむら”の話で、彼女にとっても昔があって今がある、という感情が伝わってくる
描写が印象的でした。あと今の“安達”を見る視点とか。あとがきを読むといつ区切り
がついてもおかしくない雰囲気ですがゆるゆると続けてほしいと願うばかりです。

posted by 秋野ソラ at 00:07 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/102591982
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック