2014年07月11日

『扉の魔術師の召喚契約<アドヴェント・ゲート>X −その少年、壮烈につき−』

空埜一樹 先生が贈る異世界召喚バトルファンタジー、第5巻は魔術師連盟の召集命令で
連盟本部を訪れた“ロイ”と“アヤメ”が衝撃の真実を告げられ、岐路に立たされます。
(イラスト/ぽんじりつ 先生)

http://hobbyjapan.co.jp/hjbunko/lineup/detail/547.html


「アルス・マグナ」の件に探りを入れてきたのかと勘繰る“ロイ”の予想を遥かに上回る
思いを告げてきた魔術師連盟の長“ダンネンベルグ”。結局は袂を分かつことになった
両者の衝突に“ロイ”と“アヤメ”のコンビでも一歩遅れをとる形となります。

もうダメか、と思いきや“ロイ”が選んだ起死回生の策に“ダンネンベルグ”も“アヤメ”
も驚かされることになります・・・っていうかチートすぎるよこの人(笑)。かつて同じ道を
歩んだからこそ対峙し続けた“ロイ”の心意気に天晴れを上げたくなる展開でした。

そして異世界召喚モノの要となる「別れ」のシーンでも、“アヤメ”を喚び出した頃より
精神的にも成長した彼の想いを魅せてくれることとなりました。それで最後の締め括りが
活きてきたりもします。実に最後まで爽快な物語であったと思います。読めて幸せでした。

posted by 秋野ソラ at 00:04 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル
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