2014年07月09日

『覇剣の皇姫アルティーナVI』

コミカライズを決めた むらさきゆきや 先生の大人気覇道戦記ファンタジー。第6巻は依然
窮地に立たされる帝国を救うため“レジス”たちが敵の補給線を絶つべく海戦に挑みます。
(イラスト:himesuz 先生)

http://www.enterbrain.co.jp/fb/pc/08shinkan/08shinkan.html#_04


“クラリス”の予感は的中する。かつて読んだ書物を元に作戦を立案した“レジス”がその
下調べのために一時“アルティーナ”の側を離れた途端、現地の女性に好意を寄せられる、
という形で。見せつけられる“アルティーナ”がヤキモキする姿も定番といったところ。

今回は船上が舞台、艦隊戦がメインということで宝剣を修繕に出している“アルティーナ”
の出番は抑え気味。その分、魔法が如き“レジス”の策が次々と嵌っていく様子に敵も味方
も驚きを隠せない展開を魅せてくれます。階級も上がってもやることに変わりはありません。

実はこの海戦に挑むことすら味方を騙くらかすための一手だった、という結論にあきれる
しかない“ジェローム”たちですが、次は彼らの出番となる陸戦、傭兵王“ギルベルト”
との一戦が待ち構えています。“ラトレイユ”の抱える事情もあり、どう動くか注目です。

posted by 秋野ソラ at 00:36 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル
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