2014年07月06日

『ロムニア帝国興亡記III ─運命を別つ選択─』

舞阪洸 先生が贈る戦記ファンタジー。第3巻は帝国の混乱に乗じて少しずつ勢力を伸ばす
“サイファカール”達が内憂の皇位継承戦と外患の異民族侵攻に対抗する術を模索します。
(イラスト:エレクトさわる 先生)

http://www.fujimishobo.co.jp/bk_detail.php?pcd=301403000545


“ミコノス”兄弟、“チチェリアーナ”、“ビルダバルダス”、“ミラニエゥス”そして
“ロキシーヌ”・・・と“サイファカール”がいつかは相対する者たちに触れる前振りから
始まるワケですが、作中で“リ・イン”が声を荒げるように実に回りくどかったりします。

そこを皆を集めた場面で“サイファカール”が噛み砕いて説明していくことになります。
少ない自軍で出来ることはわずかだから他所に色々と動いてもらうよう画策するその言動に
黒い、えげつないと思われても何のその。“ステラステラ”がまず作戦の矢面に立ちます。

皇子に対して随分と入れ込むようになった“リリィ”の影に日向に活躍する様子が目に付く
ところ。目下、“レムリガス”将軍を引き入れられるかが焦点となるところで思わぬ窮地と
出来事を招き入れることになった皇子がとった行動の吉兆や如何に、で次巻に続きます。

posted by 秋野ソラ at 00:02 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル
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