2024年11月27日

『マッチングアプリで出会った彼女は俺の教え子だった件2』

箕崎准 先生が贈る恋活指南&ラブコメディ。第2巻は“彩世”の助言を受けつつ“修吾”
がアプリ初心者の女性書店員、女子高生姿も似合うアイドル系女性との出会いを重ねます。
(イラスト:塩こうじ 先生)

https://ga.sbcr.jp/product/9784815615772/


“マイマイ”の要望でいきなりナイトプールのイベントに同行するのは中々にレアケース。
“彩世”が地雷判定したのも然程間違ってなかったのに驚き、というか予行練習と称して
“修吾”を連れ回すあたりが実に強か。そして思いがけない結末を迎える彼に思わず同情。

続く“メグ”は教師たる“修吾”にとってセンシティブな印象が飛び交う中々の鬼門ぶり。
そこからイイ感じに話が進んでいく中で思いがけず“彩世”の心に一歩踏み込む話運びに
繋がるのは災い転じて福となす、なのか。彼を見ていると合縁奇縁とはよく言ったもので。

“修吾”が恋活を続ける中で姿がちらつく“相良”との関係が一種の保険となっている点
も気になりますが、何より“彩世”との距離感がどんどん狭まっている所も見逃せません。
2人から選ぶことになるのか、それともアプリで決着するのか、続きに注目しておきます。

posted by 秋野ソラ at 00:12 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル