2024年11月11日

『Tier1姉妹 有名四姉妹は僕なしでは生きられない』

「継母の連れ子が元カノだった」の 紙城境介 先生が贈る新作は、各方面で有名な四姉妹
が住む学園の理事長宅で家事代行をさせられる男子苦学生の悩み多き共同生活を描きます。
(イラスト:成海七海 先生)

https://www.kadokawa.co.jp/product/322401001462/


家庭の事情でバイトに精を出す“織見”は、バイト禁止の校則破りを密告され退学の危機
に直面する。退学回避のため、理事長の娘たちが住む家で家事代行を務めることになった
彼は散々な反応をぶつけられるが室内の惨状を見て黙ってはいられず手や口を出して──。

勉強一辺倒で四姉妹には興味なし、とはせず“織見”が彼女たちの生き方を尊重する姿勢、
やっていることを知ろうする気概は小意気で。故に彼女たちが彼に心を許していく様子も
得心がいきますし、彼が“蘭香”をあの件で叱咤激励するのも心境の変化が窺えて面白い。

“竹奈々”“梅瑠”“蘭香”と関わってもまだ直接会うことのない“菊莉”は何者なのか。
そして例の写真が意味するものとは。そこに“織見”の過去と失った思い出が交錯する時、
謎解きのように明かされる真実がさらに物語を動かす予感に興味津々。続きが楽しみです。

posted by 秋野ソラ at 00:17 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル

小説アプリ「テラーノベル」無断転載レポート(2024/11/11)















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