2024年04月16日

『男女の友情は成立する?(いや、しないっ!!) Flag 8. センパイがどうしてもってお願いするならいいですよ?』

TVアニメ化に向け準備が進む、七菜なな 先生が贈る青春〈友情〉ラブコメディ。シリーズ
9冊目はアクセクリエイターとしても道に迷う“悠宇”の家に意外な人物が押し掛けます。
(イラスト:Parum 先生)

https://dengekibunko.jp/product/danjoru/322303001008.html


“悠宇”の心の隙間を埋める、というよりは気の向け方を変えるために現れたと言っても
過言ではない“城山”との住み込み修行スタート。同輩ではなく先輩を頼る形になるのも
彼女の年齢に見合わない感性を持っているから、という点を深掘りする話の数々が面白い。

“城山”と“悠宇”がアクセ談義に話を咲かせる楽しそうな雰囲気に水を差す新人バイト。
思いがけない女子の闖入もまた、彼にとってアクセとは何なのか、をいま一度見つめ直す
良いきっかけにはなったようで何より。“城山”と違って相性が悪いのは目を瞑るとして。

“日葵”や“凛音”を使って男女の友情を語る機会が無くなれば2人の出番も減るワケで。
姉の“咲”が都度告げる的確な助言に従って“悠宇”がまた一人、アクセ作りに邁進する
・・・ということでもなさそうな仕込みがどこで効いてくるか。続きを確かめる必要ありです。

posted by 秋野ソラ at 00:14 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル