2023年05月23日

『たかが従姉妹との恋。2』

中西鼎 先生が贈る、従姉への初恋が燻ぶる少年にまつわる青春模様を描く物語。第2巻は
真辺家でのお泊り会で“幹隆”がキスをしてきた誰かを思い返しつつ波乱の幕が開きます。
(イラスト:にゅむ 先生)

https://www.shogakukan.co.jp/books/09453125


“凪夏”としばしば良い感じの雰囲気になる中で“幹隆”が何か間違えているのでは、と
常に自問自答する場面も発生する。彼の中で“絢音”に対する淡い想いが未だ残る証とも
受け取れるのは、彼女との小旅行における一幕からも窺える複雑な感情からも明らかで。

「中堂会」の関係者である“日和”そして“流南”との劇的な再会を果たした“幹隆”。
新たな恋の火種が・・・という危惧を他所に、特に“流南”が彼の恋愛観を徹底的に客観視
しながら言葉を交わす様子が、“流南”が「愛」をどう捉えているかを含めて印象深い。

あの夜、寝ている“幹隆”にキスをしたのは“伊緒”なのか“眞耶”なのかそれとも・・・
という謎を残したまま、彼に次々とぶつけられる強い想い。コミュニケーションエラーも
相まって、愛によって壊された世界を彼はどう歩もうとするのか、ぜひ見届けたい所です。

posted by 秋野ソラ at 00:22 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル

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