2023年05月22日

『陽キャになった俺の青春至上主義２』

持崎湯葉 先生が贈る、陰陽混合ネオ・アオハルコメディ。第２巻は“カエラ”の提案で
共に旅館バイトへ精を出す“橋汰”が彼女との距離を詰められるどうかの顛末を描きます。
（イラスト：にゅむ 先生）

【 https://ga.sbcr.jp/product/9784815618674/ 】


今回お世話になる“夏葉”も感じる、“橋汰”が漂わせているという謎なラブコメの匂い。
それは「えへえへ」言っている“遊々”でも、すぐキレるのを何とかしたい“宇民”でも、
メスガキを極めたい“龍虎”でも、醸し出す彼に対して嫉妬の息吹が発生するのも面白い。

“橋汰”のプレゼンを聞き、改めて変わりたいと決意を示す“遊々”たちを見て“カエラ”
もまた感化するものがあったのか“橋汰”の言動に興味津々。彼にとっても好都合な展開。
彼の中に根付いたイマジナリー“小森”先生のコメントも的確だったり外したりで楽しい。

バイト中に“カエラ”が昔いた女子サッカー部のチームメイト“真田”とぎこちない再会
を果たしたその意味を、彼女もまた陽キャ・陰キャと見る前に一人の女の子であることを
自他共に認識させられたことで彼らの恋愛模様がどんな色を見せるか、続きも要注視です。

posted by 秋野ソラ at 01:13 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル

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